専業主ふ(夫・婦)メリットデメリット

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専業主婦のメリットとデメリットについて考える

2023年3月に退職し、週3日パートをしていますが、専業主ふになり2年ほどとなりました。仕事を辞めたら、直面していた問題は全て解決できるのではないかと思うこともありました。もちろん仕事を辞めて「良かったなー」「幸せだなー」と感じることもありますが、「ちょっとしんどいな」「仕事をしていた時も良かったな」と感じることもあります。

それでは、見ていきましょう!

メリット

  1. 家庭の充実
    仕事を辞める最大のきっかけは発達障害をもつ子の問題行動が多くなったからです。仕事をしていた場合は、帰宅すするとすぐに夕食つくりや宿題の確認ぐらいで子供しっかり関わったり考えてあげる時間がほとんどありませんでした。
    専業主ふであることの最大のメリットは、なんといっても家庭に多くの時間を割くことができることです。
    学校からの連絡があったときには、教諭と話をして子供ともしっかり話をしたり考えたりすることができます。
    また専業主ふのメイン時間は土日!!習い事やあそびに行く計画を立てたり、家で子供とご飯やお菓子を作ってみたりしています。自分も餃子を作ったりクッキーを作ったりして親子の思い出がたくさんできています。
  2. ストレスの軽減
    仕事のプレッシャーや通勤のストレスから解放されるため、心身の健康を保ちやすくなります。
    勤務していた時は、仕事の業務をこなしたり判断したりと分単位で行動していました。会議や対応の難しい方への対応も多く、内臓を誰かに握られているようなしんどさがありました。
    繁忙期には日付が変わることもありましたし、12/31の夜21時に呼び出されることもありました。
    寿命が縮んでいるなと感じることも多くありました。
    専業主ふになってから、ストレスは多少ありますが、寿命が縮むような感覚のストレスはなし。
    なんだか長生きしそうです。
  3. 子供への影響
    家にだれかいることは子供の安心感につながりやすいと思います。特に不安を感じやすい子や学校でしんどさを感じやすい子の場合、家に帰ったときの「ただいま」のトーンできがつきやすくなります。
    トラブルがあったときには、一緒に話をしたり気持ちを整理しやすくなると思います。
    あと、学習の定着も影響があるのではないかなと思います。学習はいかに生活リズムを整え、決まった時間に学習に取り組むかと個人的には考えています。専業主ふになってから、夕ご飯を作る前に一緒に食卓に座って勉強をしています。もう小学校高学年になり自分から勉強に取り組んでいるので、自分は食卓で本を読んだり気になったことを調べたりと勉強をしています。

デメリット

  1. 経済的な依存
    専業主ふになって大きくかわることは、経済面です。二馬力から一馬力になりますが、これが想像以上に影響力があります。具体的には、貯金のペース後退、今まで気にせず購入していたものが躊躇する・購入をあきらめることです。
    もちろん、退職前にシミュレーションを行い生活が可能と判断しましたし生活もできていますが、二馬力の時を考えると余裕はなくなります。
    その影響は、子供教育費にも影響しやすいです。我が家では習い事の選定を行ったり、旅行の頻度も減っています。

    改善策として、家計管理をおこなうことです。短期・中期・長期的な計画を立てて夫婦で共有しています。計画を立てることで、必要なところへ投資・お金をかけることができますが、その他にお金を使わない生活習慣・スタイル・趣味を見つけることも大切なことだと思います。
  2. 社会的な疎外感
    人には属性・肩書があると安心感があるものだなと感じています。仕事をしていた時には公務員という肩書があったので、初めての方にも信用されやすい状況でした。
    今の肩書は「パートをしているただの主夫」
    主婦のかたは周りにも多くいるので大丈夫でしょうが、主夫となると周りの視線がいたいです
    明らかに怪しいですよね。直接言われはしませんが「なんで仕事してないの」「考え方とか大丈夫な人なのかな」と思われているでしょうね。

    改善策としては、時間の余裕ができるので地域とのつながりを作ることをお勧めします。
    面倒くさいと思われる方も多いですが、子育てや高齢になったときに地域のつながりは大切です。地域のつながりがあることで、我が子を知ってもらい、何かトラブルがあったときにも温かい目で見てもらえるメリットもあります。
    自分もクラスや子供会の役員をしてつながりを作ってます。
  3. 再就職の難しさ
    専業主ふは期間限定と考えておく方がよいと思います。お相手方が、急に働けなくなる・給与が少なくなるなどの予測事態にに陥ることもあります。
    また、子供が独立してパートナーの給与だけで生活できるとしても、社会とつながりを持つことや年金のみでの生活も難しい可能性があるため、すぐに就労ができる体制だけは作っておくほうが良いと思います。
    自分は長男が発達障害をもち、学校のトラブルなど対応が大変ですが、中学校になれば落ち着いてくれないかなと期待しています。そのため、あと、2~3年後には週5での就労を検討しています。
    ただ、一度退職し再度就労する場合、何か自身に強みがないと難し可能性が高いです。そのため、専業主ふの時に、資格の取得や就職したい分野で週数日のパートを行い経験を積んでみてはどうでしょうか。
    自分の場合は、福祉関係(主に相談業務)に勤務していたので、面接スキルは身についています。そのスキルを活かすため、現在ケアマネの資格取得に向けて勉強中です。また、パートもケアマネ関係をしており知識・経験を積み重ねています。
    せっかく仕事を辞めたので、再就職するときは以前から気になっていたことや好きな仕事を選んでみるといいかもしれないですね。

以上が、専業主婦のメリットとデメリットについての考察を上げてみました。
メリット・デメリットを見比べながら、ぜひ検討してみてください。素敵な生活ができることを願っています。

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